どくだみ化粧水の友絵工房 | 長野生まれの自然派化粧品 自然派どくだみ化粧水をはじめとしたお肌に優しい化粧品の製造販売を行っています。
よくあるご質問
友絵工房の製品に関するお客様からのよくあるご質問をまとめました。その他ご不明な点がある場合はお気軽にお問い合わせください。
Q. 他のどくだみ化粧水と何が違うの?
私たちのどくだみ化粧水は、全て長野県産の自家製どくだみ生葉を毎年手摘みして1年かけてエキス抽出しており、時間をかけてじっくり丁寧に手作りしています。
通常、消費期限の設定がなくいつまでも保存が利くように、BGやパラベン、フェノキシエタノールなどの合成保存料を使用している場合がありますが、私たちのどくだみ化粧水は、エキス抽出に用いる防腐効果のあるホワイトリカーのみを使用し、エキス抽出後、消費期限を2~3年としています。ただし、開封後はお早めに使い切っていただくようにしています。
大抵他のどくだみ化粧水ではどくだみエキス以外の成分を使用していることが多いですが、私たちは、どくだみエキス、ホワイトリカー、グリセリン、水という極力シンプルな配合にして、どくだみの力を最大限発揮できるようにしていると共に、何がお肌に合わないか特定・選択しやすくしています。
Q. 消費期限と保管方法は?
友絵工房のどくだみ化粧水は製造過程において、1年間エキス抽出に時間をかけ、そして精製水でエキスの希釈を行っております。早めに使い切っていただくようにしています。
あらゆる状況を想定し、こちらで繰り返し生菌検査を実施しております。開封後も2年以上お使いいただけることを確認できてはおりますが、製造日から2年間を消費期限と設定し、原則は開封後、温度や湿度、また空気や光に触れさせず、お酒と同様にできる限り早くお使い下さるようお願いいたします。
Q. どくだみ石鹸の特徴は?
友絵工房で作るどくだみ石鹸は、どくだみにとことんこだわりたい方はもちろんですが、とにかくお肌にやさしいものを追求したい、そんな想いで作ったものです。100%のエキストラバージンオリーブオイルを使用したコールドプロセス製法のキャスティール石鹸は、解けやすく泡立ちが弱いですが、鹸化の際に残る天然の保湿成分がたっぷり含まれ、洗顔後にお肌が突っ張ったりするようなことがありません。赤ちゃんにも使えるぐらい安心なものと、自負しています。
泡立てネットをご利用いただくと泡立ちが改善し少量での利用が可能ですが、お肌にマッサージするようなかたちで石鹸を使うことも洗い上がりが更にしっとりとしておすすめです。
Q. 花のエッセンス、花の美容オイルとは?
花のエッセンスは、特にどくだみの効用がより強いといわれるどくだみの花、そしてお肌に良いとされるノイバラ、ホウセンカ、ユキノシタの花のエキスを配合しています。また、カリンから抽出したペクチンを含む成分は少量でも十分におv肌にやさしくなじみます。
花の美容オイルは、どくだみの花に加え、ローズ、カレンデュラ、ラベンダー、西洋ノコギリ草(ヤロウ)、セントジョーンズワート、カモミールの花のエキスを配合しています。マカダミアナッツオイルをベースにしています。
スキンケアにどくだみ化粧水やクリームを使っていただくことをまずおすすめしていますが、人によってもお肌にかかる負担はそれぞれです。髪の毛、目の周りなどのお顔、手足などのマッサージやエクストラケアにお使いいただければと思います。
Q. どくだみクリームとどくだみナイトクリームの違いは?
どくだみクリームは、香料を一切配合していないどくだみやシアバターなどのクリームに配合されている原料の香りのみのクリームです。どくvだみナイトクリームは、そのどくだみクリームに香りを楽しんでいただいたり、季節に応じた肌の助けになるようなラベンダーをベースとしたブレvンドの精油を添加しvています。
Q. どくだみの働きとは?
胃腸とニキビなどの肌の共通項として、やはり菌の存在だと思っています。腸と顔の肌、また手や足は特に菌が多く住みます。どくだみは菌に対して有効に働きかけるのではないかと考えております。
胃腸の調子を整えたい方にはよく子供のころ、お茶として飲んでいた方もいらっしゃったかもしれません。またニキビや水虫など、肌にお悩みをお持ちの方はどくだみがお肌に良いとされているゆえんでもあります。
Q. 化粧水のどくだみ配合量は?
友絵工房では、エキス抽出の際にどくだみの生葉を使用しているため、乾燥葉よりそれほど濃い色が出ていません。
どくだみの異臭源のデカノイルアセトアルデヒドという物質は、抗カビ作用が強く、特に水虫・たむし等の白癬菌に対しては万v倍に薄めても効果があり、また、クエルチトリンという成分は、10万倍にうすめてもなお素晴らしい利尿効果を持っているようです。
どくだみ化粧水は薬ではなく、お肌が健やかに維持することを目的としておりますので、化粧品として毎日お使いいただけるバランスの良い配合をこちらで研究を積み重ねて作られたものです。
Q. どくだみの採取はなぜ花の咲いている時期なの?
どくだみには、葉や茎にクエルシトリン、花穂や果穂にイソクエルシトリンという成分が含まれており、その含有量は夏の花の咲く頃に多くなると言われています。
友絵工房では咲いたどくだみの花のみを花のエッセンスに、つぼみの状態で葉の部分2~3枚まで摘み取った部分をどくだみ化粧水に使用しています。また、その乾燥葉は粉末にしてどくだみ石鹸やどくだみクリームに使用しています。
よって、花が咲くか咲かないかぐらいの時期である6~7月のどくだみを使うことで、どくだみの力を最大限活用しています。
Q. どくだみの生葉と乾燥葉の違いは?
どくだみの生の葉には、強い抗菌作用をもっているため、各種の皮膚疾患を早く治してくれると言われています。ニキビ、湿疹、はれもの、各種の化膿症、炎症、切り傷、カミソリ負け、インキン、かぶれなどの様々なお肌の疾患に効果が期待されているようです。
一方で、乾燥させたどくだみは、昔から「毒下しの妙薬」として知られていました。「毒下し」とは、緩下と利尿作用を指しており、どくだみを煎じて飲むことで、便通や尿の出がよくなり、体内の老廃物が対外に排出されるということを、伝統として受け継がれてきました。よって、どくだみの生葉は化粧水としてお肌に、乾燥葉は体内に対して、お茶として一般的に使われるようになりました。
Q. 友絵工房の自然派化粧品とは?
自然化粧品や自然派化粧品という名前が様々なところで見られますが、これは欧米から来たオーガニックコスメ、ナチュラルコスメが日本の呼び方に改まったものという解釈が大きいです。消費社会に伴い、より低コストで経済的な化粧品が市場を埋め尽くす一方で、それによるお肌のトラブルが発生し、環境を汚し、それを改善するためにより消費するという負の連鎖がようやく見直されてきました。
欧米では、ECOCERTや、BDIHなどの認定団体が基準を定めておりますが、日本国内では現在のところ特に基準は定められておらず、自由に名乗ることが可能です。
友絵工房の自然派化粧品は、あくまでも欧米の認定団体のガイドラインをなるべく遵守した上で、
・鉱物由来の添加物及びまたお肌に悪影響を及ぼす可能性のあると考える化合物を配合しない(BG、フェノキシエタノール、パラベンなど)
・友絵工房で栽培するどくだみをはじめとしたハーブは全て農薬などの薬剤を使用しない
・仕入れの材料である、グリセリン、ホワイトリカーなどはあくまでも植物性であること
以上をガイドラインとして定めています。
Q. オーガニックコスメとナチュラルコスメの違いとは?
オーガニックとは有機栽培、有機飼育の意味で、化学合成農薬や化学肥料に頼らず、有機肥料などにより土壌の持つ力を活かして栽培する農法であり、また、化学飼料や抗生物質を使わないで育てたこととしています。
オーガニックコスメは、素材とする材料の作り方までオーガニックとしてこだわったものに対し、ナチュラルコスメは植物由来の材料を原則としています。オーガニックコスメはナチュラルコスメよりさらに徹底した、踏み込んだものです。
逆に、「ナチュラルコスメ」という定義に絶対性はなく、あいまいです。しかし、だからといって私たちは「オーガニック」という絶対性を求められるような強い言葉は簡単に使いたくありません。むしろ使うことはとても難しいものだとも思っています。私たちは、環境にも、社会にも、経済にもバランスよくやさしくありたいですし、もちろんできる限り、最大限の努力を持って皆様との信頼関係を築いた上で、あいまいだとしても響きのやさしい「ナチュラル」のほうを使いたいと思っています。
Q. どくだみ製品の香りは?
皆さんが持つどくだみの香りのイメージを知っている方であればおそらく、「とても生臭くて、パクチーのような強烈な匂い」という感じでしょうか。友絵工房のどくだみ化粧水は製造過程でその強い独特の匂いは消えていきます。
どくだみエキスの抽出で使うホワイトリカー(梅酒などにも使われるアルコールの一種)と混ざり、ほのかに甘く、さっぱりとした匂いになります。
Q. 顔以外、妊娠中や赤ちゃんへの使用はできますか?
友絵工房が作るどくだみ化粧水は、体中どこでも使用できます。妊娠中や赤ちゃんでもお使いいただけます。もちろん、アルコール分を含みますので事前に手などでお肌にトラブルが起きないか腕などで事前に確認をしていただき、お肌との相性をご確認ください。またアルコールが気になる方は手で温めてあげた上で、お使いいただくことをおすすめいたします。
Q. コールドプロセス製法とは?
石鹸の作り方には大きく分けて3種類あります。大量生産可能な中和法、ホットプロセス製法とも言われる釡焚き製法、そしてコールドプロセス製法です。
どくだみ石鹸をはじめとした友絵工房の製品は、コールドプロセス製法で作っております。石鹸の原料を混ぜ合わせた時に自然に発生する低温の熱を利用して鹸化を進め、その後は熱を冷ましながら1ヶ月以上掛けて石鹸を作っていきます。これにより熱に弱い成分にも影響が出ず、保湿剤であるグリセリンや油脂の中に含まれている天然有効成分を残す(活かす)ことができます。
Q. キャスティール石鹸とは?
キャスティール石鹸とはスペイン発祥のオリーブオイル100%石鹸のことです。
どくだみ石鹸をはじめとして、キャスティール石鹸をコールドプロセス製法で作る友絵工房ですが、シンプルかつやさしさ追求のため、匂いの残る「エキストラ・バージン・オリーブオイル」をあえて使っています。とにかく繊細な要素が組み合わさった友絵工房の石鹸は、しっとりとしていて冷水でも温水でも洗浄力があります。また友絵工房では、石鹸の元祖・アレッポが発祥の地であるローレルオイルを配合した石鹸も作っています。
Q. なぜホワイトリカー(エタノール)を使うの?
友絵工房では、1番目の抽出方法が、どくだみの力を最も保管しやすいと言う考えの元、そして自然派化粧品を推進する立場として、ホワイトリカー及びエタノールでの抽出方法を取っています。また、そのホワイトリカーは、どくだみ化粧水の防腐効果としての役割を果たしており、もう一つのコンセプトであるシンプルに適したものとなっています。この配合は、オーガニックコスメが盛んなドイツの化粧品でも見られます。