友絵工房からのお知らせ

友絵通信2020年6月1日

どくだみ化粧水の作り方

だらだらと雨が降る季節・・・ここ最近は激しい雨の日が続いておりますが、皆様の地域はいかがでしょうか。長野も早く梅雨が過ぎ去ってくれないと、ハーブたちの乾燥がなかなかできない日々が続きます。

どくだみ

この季節になるとどくだみの季節なんでしょうか。どくだみ化粧水を買ってくださる方が増えます。どこかでどくだみが肌に良いとかやってるんでしょうか。今年はどくだみ化粧水を手作りしようと挑戦している方、または作ってみたいけれど時間がなく、できる限り手作りに近いものを求めてご購入いただく方が多い気がします。


私たちはそんな方たちの参考として、基礎として、スタンダードなどくだみ化粧水を続けていきたいと思っています。

さて、そこで本題ですが、いろいろなところでも紹介されていますが、こちらでもご説明してみたいと思います。・・・と言っても非常に作り方はシンプルなんです。


1.どくだみの葉2~3枚を含めて茎上部分を摘み取る。
一番の理想的な時期は花が咲くつぼみの状態です。ラベンダーも花が完全に開く前がもっとも良い状態。同じですね。咲く前の一番パワーが集まっているところ、とでもいいましょうか。

2.二度洗いほどして、虫などがついていないかしっかりきれいにし、水気をしっかり取ります。(虫よりも外部環境による汚れを落とすほうが大事ですね)
もし乾燥したい方はいつもより長めに摘んで、逆さ吊りで乾燥させるのをおすすめします。

3.細かく切ります。ミキサーなどを使って細かく切れば切るほどエキス抽出が早くなります。ただし、エキス抽出後にどくだみを取り除くので細かくしすぎないのがよいかもしれません。

4.買ってきた日本酒やホワイトリカーなどに漬け込みます。しっかりどくだみが中に入り切った状態にしてください。少しでも出ていると、腐ったりカビたりする原因になります。これはオイル浸出でも同じことが言えます。

5.1週間もすれば色が徐々に変わってくると思います。飴色ぐらいになれば十分かと思います。友絵工房では暗室にて1年間浸けています。

6.後は、そこに精製水または蒸留水をエキスより多く(5~15%程度)、保湿成分にグリセリンまたはベタインをエキスより少ない分量で、お肌に付けながらお好みで入れてみてください。

友絵工房では一般的な精製水を使っていますが、私のおすすめは、楽天のインセントさんで蒸留水とグリセリンのセットを買って使うのも良いと思います。(インセントさんにはこちらで紹介する許可を念のため得ています)


たとえば、ローズウォーターとグリセリンのセット。保湿成分のグリセリンがついて便利ですよね。ラベンダーとグリセリンのセットも定番ですね。ネロリ(ビターオレンジの花)なんて言うのもあります。スキンケアとともに香りも楽しんでみてくださいね。

作る時間のない方は、または参考にしたい方は・・・ぜひ友絵工房のどくだみ化粧水をご購入いただければうれしいです。

友絵工房のどくだみ化粧水